教職員組合。 [僕が僕であるために]
我慢できなくなりました。以前から不信感はかなりあったんですけど…。もう限界です。
うちの県は全国でも有数の教職員組合が強い県らしい。この業界で働き始めた頃は、へ～くらいだったんですけど…。でも、働けば働くほど実態が分かっていって、組合というものに対してマイナスのイメージを持つようになりました。県でもうちの地区の組合は強いらしくて。初任の年は勧誘されませんでしたが、二年目の去年は勧誘を受けたときに（支部長まであいさつにきたのに）、丁寧に断りました。そのときにはもう絶対に組合に入らないということを決めていました。
なぜここまで組合が嫌になったかと言うと、周りで働いている組合員の先生たちの姿勢がどうしても自分は嫌だからです。うちの職場の加入率は半分くらいなんですけど。教員も労働者である以上、たしかに組合は必要なのかもしれません。その恩恵を多少なりとも自分も受けているのは知っています。でも、露骨に権利を主張する組合の今の姿勢には納得できません。勤務時間は五時までを強調し、計画性のない年次を取りまくる。もちろんその犠牲者は生徒です。今の職場で組合絡みのことでビックリしたのは、
「駅伝の試走で５時を回って帰校したら説教された」
「生徒の話は時間を設定して聞けと言われた（時間は有限だと）」
「最終退庁した次の日は大変だね～と心ない声で言われる」
「俺は年次を使って午前中休んで、スポーツの試合を観てきたと生徒の前で話す」
そしてとどめは金曜日の出来事でした。その日は教育実習生の最終日で、夜には送別会をすることになっていました。かなり以前から企画されていたことだし、参加の意志確認もしていたんですけど。それでも、もう一人の担任の一言に何かがはじける音がしました。
「今日、組合の青年部の集まりがあるので、送別会行かなくてもいいですかね」
ブチっといきそうだった。さらにこの日、管理職から組合への勧誘を受けた。え？っと思ったけど、やんわりと断った。が…、この断り方がいけなかったらしい。この断り方にちょっと刺激を受けた組合員がいたらしくて、そのことを組合色の強い先生に密告。数時間後…呼び出されて説教されました。。。は？って感じでしたけど。。。もう誰も信用できない気がしました（笑）。同じ若手でも組合員の先生はかわいがられ、自分は。。。
とにかく話を戻すと、現場を無視しすぎる組合の考えを自分は許せません。この仕事にとって大事なのはやっぱり生徒だと思うからです。独身だから言えるんでしょう？という人もいるかもしれませんが、誰もがこの仕事を志した以上、生徒のことを考えるべきだと思うんです。採用試験に受かり、身分が保証されればそれで終わりじゃないと思います。そういう考えであれば、やる気のある若手に道を譲るべきだとも思います。生徒のためだと言いながら、自分たちのことを中心に考える組合のやり方にはついていけません。今後もこの闘いは続くんだろうな～。もちろん、組合員でもいい先生はいっぱいいるんですけどね。
まず、自分の信念を曲げることなく頑張ります。それが今は自分にとって一番です。
私が中学生の時、組合でストライキをするとの事で、
授業が実習になったのを思い出しました。
その時、先生って何だろう？生徒はどうなるの？って思いました。
今の職場もストをしますが、スト権投票はいつも反対にマルをつけます。
犠牲になるのは患者です。
患者をほったらかしてまで要求をとうそうなんて思ってないので。
by kenjii (2007-06-07 16:29)
>kenjiiさん
中学のときにそんな体験をされたなんて…。
そんなことってあるんですね。
生徒には何も関係ないんですよね。
大人のエゴ？で犠牲になっているような気がします。
一番大切なのは何なのかを見失わないでいたいと思います。
＞chichiの母さん
職場でこのようなことがあってかなり凹みました。
でも、負けてはいられないんですよね。
頑張ります。
by やす (2007-06-09 19:42)