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REBOOT

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「REBOOT(再起動)」


します。

「COLORFUL DAYS」よろしくお願いします。

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また、走り始めます ~東京マラソン2010に向けて~ [僕が僕であるために]

初任の頃に始めたこのブログ開設して約5年…。その時の考え、思い、悩みなどを書いてきましたが、いつの間にか更新がストップしていたこのブログ。。。いつか本気で再会しようと思っていたんですけど。。何か腰が重くて(笑)。ということで今回、本気でブログを再会します。5年目を追え、ひとつの区切りを迎えているようにも感じているので。

早速ですが、今週末に開催される東京マラソンに参加します(2回目)!!まさか、今年は当たると思っていなかったのですが、思い切って申し込んだら当選しました。久々のレースということで、練習はかなりきつかったですが、とりあえず何とか間に合わせることができました。体重も5キロ近く痩せました^^目標は4時間半以内の完走。頑張ります。

Let's go the disitance!!
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時代を魅了した韋駄天 ~赤星選手引退~ [独り言]

岩手の星菊池雄星投手が西武への入団発表を行った今日、自分がずっと好きだった一人の野球選手がユニフォームを脱ぎました。阪神タイガースの不動のセンター赤星憲広選手です。野球をちょっとしか知らない方でも、一度は名前を聞いたことがある選手だと思います。

阪神ファンの自分にとって赤星選手のデビューしたときのことは本当に鮮烈で、野村政権の低迷期にその足でガンガン盗塁し、また抜群の守備範囲で何度もチームを救った姿勢は新たな時代の始まりを感じさせる存在でした(巨人の阿部選手を押しのけての新人王は当然だったと思います)。また、小さな体での全力プレーは同じ体の大きくない自分にいつも勇気を分けていただいているような気がしました。プレーの他にも盗塁の数だけ、車イスを寄付したり、ファンサービスの素晴らしさなど多くのファンに愛された選手ではないかと思います。

今日のニュースを聞いたとは正直ショックで、言葉に詰まりました。まだまだ赤星選手のプレーを見たいというファン心理はもちろんあります。でも、引退会見での

「プロアスリートとして100%のプレーができず、恐怖感を持ったまま試合に出ると考えると、自身で身を引くべきと感じた」

という言葉を聞き、赤星選手の決断の裏にある思いを強く感じました。

赤星選手が走り続けたこの9年間は自分にとっても激動の9年間でした。シーズンが始まると赤星選手のプレーをいつもチェックし、一喜一憂していた日々が来シーズンからなくなるかと思うと本当は寂しいです。

「長い間ありがとうございました。そして、本当にお疲れ様でした」


逆風を切って走れ―小さな僕にできること

逆風を切って走れ―小さな僕にできること

  • 作者: 赤星 憲広
  • 出版社/メーカー: 主婦と生活社
  • 発売日: 2008/04
  • メディア: 単行本



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自分なりのペイ・フォワード ~六年間の歩み~ [生徒との日々]

初めて担任した生徒たちとの初めての卒業式…幸運にも3年間担任をさせていただき、一緒に0から過ごしてきたため、この卒業にかける思いは人一倍ありました。泣ける&笑顔の卒業式…そんな一日したいと4月からこの1年間ずっと思っていました。

振り返るとこの日を迎えるまでに6年かかりました。教師を夢見て大学に入り直し、現在の学校でこの日を迎えることができるとは当時は全く夢見ることすらできませんでした。多くの人に支えられ歩んできた、この6年。思えば始まりは家庭教師をしていた生徒との出会いでした。

前にも書いたかもしれませんが、フリーターをしていたときに縁があって家庭教師をすることになった二人の中学生。迷いの日々の中での彼らとの出会いは、確実に自分に新しい夢を抱くきっかけとなりました。感謝してもしきれない思い…それならこれから出会う中学生のためにその感謝を伝えることが自分のペイ・フォワード(良い行いを、新たな人にまた伝えていくという考え)になるのではないかと思い、教師の道を決意しました。

そして今の生徒との出会い。。。振り返ればこの激動の3年間でした。良いことも、悪いことも…学年で1年生のときから一緒に過ごしてきた唯一の職員として
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アカデミーに絡まなかった二作 ~2009映画レポート④~ [映画]

久々に更新します。仕事ネタを最近はあまり書いてませんでしたが、いよいよ卒業まで残り一週間となりました。いよいよ…って感じもしますが、正直まだ実感が沸いていません。日々に追われてて(笑)。そんな気持ちを払拭すべく、久々に映画に行ってきました。以前に観た映画の感想と一緒にUPします。

「オーストラリア」…タイトル通り、オーストラリアを舞台とした歴史ドラマ。監督は「ムーラン・ルージュ」や「ロミオ&ジュリエット」のB・ラーマン監督で、主役をN・キッドマンとH・ジャックマンというオーストラリア出身のスタッフや役者さんで固めた作品。本国では歴代2位の興行収入をあげてるらしいのですが、北米ではあまりパッとせず、期待されていたアカデミー賞にもほとんど絡みませんでした。だから自分の中でもあまり期待してなかったんですけど…。でも、思ったよりもよかったです。上映時間は長いし、映像が安っぽかったり、それ以外にもツッコミどころもあるけど…それでもいい。久々にしっかりとした歴史ドラマを観た様な気がします。崖の近くでも牛追いのシーンはかなり迫力がありました。主演のH・ジャックマンはハリウッドで今一番セクシーな男優と言われていますが、本作ではフェロモン満載です(笑)。泣き所がもうちょっと欲しかったですね。また、N・キッドマンは貴族女性?が本当に似合うな~と感じました。

「7つの贈り物」…W・スミス主演のドラマ。本国では7作連続1億ドル突破のドル箱スターで、今一番お客さんが呼べる役者さんですが、残念ながら本作でその記録は途切れてしまいました。多分、内容が重いため、思ったよりもお客さんが入らなかったのではないかと思います。W・スミスの今までの作品は安心して観れるファミリー作品が多かったですし。でも、本作はそのギャップはあるけど、決して悪い作品じゃないと思います。観る前に内容が読めた部分があったけど、それを凌ぐ内容がありました。映画を観てて先が見えることって、よくあると思うんです。でも、大切なのはその想像の上をいくことじゃないかと(例えばアクション映画は正義は勝つというのは誰もが最初から分かっているわけで、結局、見せ方が大事なんですよね)。

この二作はオスカー狙いと言われながらこけた作品ですが、観る価値は十分あると思います。
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祝!!アカデミー賞外国映画賞 ~おくりびとに見る日本映画の未来~ [映画]

やりました!!「おくりびと」&「つみきのいえ」のオスカー受賞!!本当におめでとうございます。最近、明るいニュースの少ない日本には久々の明るいニュースですね^^

ここ数年、日本に関係した作品がアカデミー賞を賑わせていたので、いつかはと思っていたのですが…まさか、実写映画で日本映画が栄冠を勝ち取るなんて驚きです。でも、その予兆はここ数年のノミネートや受賞を見ていれば、いつかは…という思いがありました。

    「ラストサムライ」…助演男優賞 渡辺謙さん
    「バベル」…助演女優賞 菊池凛子さん
    「たそがれ清兵衛」…外国映画賞
    「硫黄島からの手紙」…全編日本語の映画
    「千と千尋の神隠し」…長編アニメーション賞受賞
    「ハウルの動く城」…長編アニメーション

ここ数年の代表的なものだけでも、こんなにあるんですね~(他にもかなりあります)。「千と千尋の神隠し」は誰もが認める傑作ですが、演技賞や実写映画の評価も実は高かったんです。「ラストサムライ」&「硫黄島からの手紙」はハリウッド映画ですが、それでも日本が舞台になった映画が評価されてるっていうのは大きかったと思います。

でも、今回は完全なるmade in Japanの映画で、しかも日本の納棺師という独特な職業と日本文化の世界観を描いた作品が評価されたのは大きいです。滝田監督は「壬生義士伝」という岩手が舞台を以前に撮ったことがあるのですが、そのときは正直「え~~~~」って思っていました。地元が舞台だけにショックも大きくて…。でも、今回の受賞は本当におめでとうございます。

昨年は邦画が洋画をしのいだとのことでしたが(洋画好きとしては複雑ですが…)、邦画の勢いを世界の大舞台で証明したように思います。今後、さらにこれを機に日本映画が世界で注目されることを願っています。

実はこんなに熱く語りながら、「おくりびと」を観ていません(笑)。時間あれば観たいんですけど、「つみきのいえ」はアマゾンで注文しちゃいました。届くのが楽しみです^^
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二人の巨匠 ~2009映画レポート③~  [映画]

週末は大林宣彦監督の新作「その日のまえに」とC・イーストウッド監督の新作「チェンジリング」の二本をを観ました。

大林監督は言わずと知れた日本の巨匠といわれる監督の一人ですが、実はあまり監督の作品を観たことがないんです(片手で収まるくらい)。でも、自分の中では特別な思いがある監督さんなんです。なぜかと言うと…直接お会いしたことがあるからです(笑)。今から十年以上前盛岡でミステリー映画祭が開催されていた頃、盛岡に自身の監督作「HOUSE」が公開されるに伴っていらっしゃったんです。ボランティアとしてグッズ販売の店番をしていたのですが、監督が通ったときに店にあった売り物の絵葉書にサインしていただきました(もちろんその後にお金は払いましたよ・笑)。すごき気さくな方で、大柄な人だったように記憶しています。数年後、監督の「なごり雪」という作品を観て号泣…上手いなぁと思いました。そんな感じで今回の新作を観たのですが…ちょっと自分には難しかったです。ナンチャンの主役もちょっと厳しいかなと思ったのですが、監督の独自の世界観が作品とマッチしなかったように思います。泣き所はあるし、映像もきれい…「生きる」ということを正面から捉えて描いているのも素晴らしいんですけど…難しいです(監督の尾道三部作も観てない自分が言うのも何ですが…)。原作は二週間前に観た「青い鳥」と同じ重松清さん。期待してたんですけどね~~。

そしてもう一本はC・・イーストウッド監督の新作「チェンジリング」。こっちはかなりよかったです。C・イーストウッドは西部劇やアクション映画の役者をイメージする人が多いと思いますが、自分はリアルタイムで全盛期を観ていないので役者よりも監督というイメージが濃いです(スペースカウボーイやミリオンダラー・ベイビーは大好きです)。特にここ数年の監督作は「ミスティックリバー」、「硫黄島からの手紙」、「ミリオンダラー・ベイビー」など傑作ばかりです。だから今回の新作も期待していました。A・ジョリーが演じる子供を失った女性を中心に話が展開されますが、衝撃の内容です。しかもこれが実話だというから驚き。。。アメリカの歴史に残る影の部分にこの事件ははまってしまったのだと思いますが、信じられない内容です…だからこそ容赦なく胸に突き刺さります。今年は最後の主演作と言われる「グラン・トリノ」の公開も控えているのでC・イーストウッド監督がもっともっと話題になるのではと思います。余談ですが、映画好きのきっかけになった映画「パーフェクト・ワールド」もC・イーストウッド監督作品でした(受験前に塾をサボって観に行ったんですよね。。)。

今日、テレビで「ザ・ロック」が放映されていましたが、テレビ版なのでかなりカットされていて残念でした(自分の生涯ベスト1のアクション映画なので…)。劇中でSEALSが敵のテロリストにやられてしまうシーンでは隊長を演じるM・ビーン(ターミネーターのカイル役)の死に様がかっこよすぎていつも泣けます。信念を貫く軍人役のE・ハリスも最高^^やっぱり映画はいいですね~~。
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最後の期末テスト ~テスト作成に懸ける想い~ [英語教育について]

三年間教えてきた生徒たちに最後のプレゼント?となった期末テストが終わりました。採点をさっき終えたところですが…いよいよ三年間の教科指導も終わりが近づいてきたんだな~とひしひしと感じます。

かなり前にブログで書いたような気がしますが、テストを作成するたびに気をつけていることがいくつかあります。

 ・魅力あるテストにする(人の名前を流行の人にするとか、些細なことですけどね)
 ・授業はもちろんですが、課題との連動を図る(事前に少しだけ出題プリントを出します)
 ・必ず自作の長文を入れる(これが一番時間がかかります。長文をいかに読ませるかを考えています)
 
他にも細かく言えばいろいろありますが、大きくはこれくらいです。そして、今回のテストは上の三つに以下の二つを加えました。

 ・受験対策を兼ねたテスト(出題されそうなところはもちろんですが、ひっかけも入れました)
 ・メッセージを込めたテスト(最後の長文は自作…一人の人間の生涯について=自分・笑)

長文の最後にはこんな文を入れました。

In March, he has to say “goodbye” to the third grade students. He has a message to you “Don’t give up your dream. If you have a dream, you can do anything.”

面と向かっては照れくさくて言えない(笑)。でも、問題にすれば…そして解かないと100点は取れない作りにしました。問題に集中して欲しかったのでいつもは問題用紙の裏に授業改善に活かす為のアンケートを書いてもらっていたのですが、今回は書くように指示はしませんでした。でも、数人書いてくれていたのは嬉しかったですね~。その中のひとつにこんなコメントがありました。

「最後の文書きながら先生泣きました?何となく(笑)。あ~、ちょっとうるってきちゃったし。本当に3年間ありがとう。面白い思い出できたよ~」

最後のテストに込めた想いが少しでも伝わったかなって思います。三年間、今の生徒たちに出会えたからこそ教科指導も高められたのだと思います。本当にありがとう。
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職員会議を見ながら考える ~大事なものは何か~ [ある日の日記]

今日は職員会議…毎月会議はあるんですが、今日は今年度の職員会議でもかなり白熱しました。いや、白熱したというよりは雰囲気があまりよろしくなかったな~と。

半年前までは生徒会担当だったので、準備する書類の量も半端なかったんですが、今は担当が代わったため自分が準備する書類も減りました。楽と言えば楽なんですが、何か忘れているような気がして、実は毎回気が気ではないです(笑)。

職員会議は学校によってその雰囲気や特性が違うとは思いますが、うちの学校がそれ以前の分掌部会が行われていない実情があります。自分は現任校が二校目ですが(講師時代含み)、職員会議にいたるまでの部分適当なため、機能的に進まない部分が多々あるし、またせっかる職員会議で決定されたことが覆ることがかなりあります。一人ひとりの参加意識の低さや職員間の共通理解不足…その全てが生徒の生活に影響する部分であり、生徒に申し訳ないと思う部分が多々あります。一番大事なことを大人の都合で見落としては絶対にいけないと思うんですが…(毎日報道されている政治と同じですね~~)。

当たり前のことを当たり前に…一番出来てないのは我々なのかもしれません。
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入試に向けて ~面接練習から見える三年間~ [生徒との日々]

公立の一般入試残り三週間を切りました。明日で出願再調整期間が終わり、金曜日には今年度の高校入試の最終倍率が発表になります。正直、生徒以上にドキドキしてるのは自分かもしれません(笑)。

その高校入試に向けて面接練習も最終段階に入っています。個人、集団の高校の形式を変えた練習で管理職に指導していただいています。自分も同室してメモを取っているのですが、生徒の面接練習を見ていると生徒の成長を見ることが出来ます。自分の意志をしっかり話す生徒、夢や希望を明確にしている生徒、緊張してテンパってしまう生徒…たった数分間ですが、一人ひとりの個性が本当に見えます。

彼らと過ごした三年間…日々に追われ、じっくりと深く考えながら彼らと接してこれたのか…振り返ると疑問に思うこともあります。でも、今日ひとつだけ思いが生徒の中に伝わっていたのでは?と感じたことが面接練習の中でありました。それは将来の夢を質問されたときのある生徒の答えです。

     
「私は英語の先生になりたいと思います」


教師になりたいと思う生徒が少ない地域で、そのように考える生徒がいること。そして、それが自分の教えてきた英語であったこと。その生徒はどちらかと言えば大人しい生徒ですが、そんな生徒の中で育っていた夢…この三年間が形になっていることが本当に嬉しかったです。

支えられながら歩み続けきた三年間…新しい夢が育っていることは小さな誇りです。
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込み上げる悔しさ ~パワハラに思う~ [ある日の日記]

ずっと我慢してきたけど…もう限界です。さすがに耐えられなくなりました。やるせない思いが自分の中で処理しきれず、今日は早めに退勤をしました。

「パワハラ」はどこの業界にもあることだろうし、おそらく多くの人が経験されていることだと思います。それを期待しての指導をいう人もいますが…(それもない訳ではないと思うけど…)。この業界でたまに思うのは若手教員が同僚ではなくて、生徒のように上から扱われることが多いということです。自分自身、この数年そのような経験をしてきました。もちろん、自分が職場で迷惑をかけたことや失敗もたくさんしてきました。そしてその度に怒られながらも、少しずつ学んできたつもりです。

でも、ここ最近は何かにつけて難癖をつけられ、話をすることも許されず、徹底的に価値観を否定される場面が増えるようになりました。こっちの思いを伝える機会すら与えられない…それでもずっと我慢してきました。自分の実力不足だ、自分が悪いと言い聞かせて…。適度に気晴らしをして、自分を見失わないようにしながら。

ところが、その思いと裏腹にパワハラと思われる行為は続きました。そして、次第に周囲の先生がそのことに対して気を使って自分に接していただく場面が増えていきました。自分のことで迷惑をかけているような気がして、本当に申し訳ないといつも思っていました。そんな状態が長く続いていましたが、今日…我慢の限界を越えました。

それは生徒に、自分のパワハラが原因で実害が及んだからです。以前にも似たようなことがあったのですが、とにかくそのときは謝り通しました。でも、あのとき確実に生徒の中にわだかまりが残ったのも事実…そして今日の出来事。ぶれる指導の姿勢とあきらかな八つ当たり…自分の落ち度がその中にあったのですが、自分の気持ちも生徒の気持ちも聞く耳は持ってもらえませんでした。

生徒を守れない担任…もう何が何だか分かりません。周囲を巻き込んでの全否定…生徒がいるから卒業のその日まで逃げません。生徒との関わりとは違ったやるせない苦しさ…込み上げる悔しさ…もう限界です。
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ふと思うこと ~卒業までの日々~ [生徒との日々]

先日、今年度の県内公立高校一般入試の倍率が発表されました。今更ながら、いよいよ入試モードが本格化してきたな~と感じています。三年生担任として初めて調査書を準備したり、進路指導をしたり…ここ数ヶ月は入試に向けてバタバタしてきたように思います。とにかく経験がないので、仕事を早く進めることだけど意識していましたが、正直なところ不安は拭えません。

でも、入試も大事ですが、もうひとつ自分の中で大事なものがあります。それは「卒業」です。初めて担任した生徒たちとの別れ…共に過ごした三年間。。。正直、今はまだまだ実感が沸きませんが、日を重ねるごとに自分の中の気持ちは確実に大きくなっていくと思います。様々な事情により、学年の職員で一年生のときから残っているのは自分だけ…彼らを責任持って卒業させることは過去に同じ学団を組んだ先生達との約束です。

卒業までのカウントダウン…日々を大切に生徒と共に過ごしていきます。
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無知の知 ~今、起こっていることについて勉強中~ [社会]

「無知の知」…己の無知を自覚することが真の認識に至る道だということ

これは自分が高校時代に出会った先生が自分に教えてくれた言葉です。今でも自分の人生の中で影響を受けた大切な言葉のひとつです。

中学社会の免許を数年内に取りたいというのは以前からブログに書いてきましたが、それに伴って時間を見つけて少しずつ社会全般について勉強中です。中学時代から好きな教科だったので、勉強していて苦にはならないのですが勉強すればするほと、いかに自分が今の社会について何も分かっていなかったということを再認識します。進路指導をする上でも欠かしてはいけない部分ですし…。

社会に関する用語は予想以上に難しくて、滅入ってしまうことがあるんですよね。漢字も多いし(笑)。でも、しっかりと理解しないと人に説明はおろか、社会の流れにも乗り遅れてしまうことが多い。忙しさを理由にして去年まで新聞やニュースをしっかりとチェックしてなかったつけなんですけど…今更人に聞けないことも多いじゃないですか。だから、こっそりと勉強し、ゼロから勉強できて、自分にも分かるという都合の良い本を探しました。その一部が以下の本です。

とにかく分かりやすい(笑)。読んでてあぁ~なるほどと感じることが多々あります。特に「経済のこと~」に書かれている
「経済における投票行動」

という言葉は今まであまり考えずに買い物をしていた自分の価値観を大きく変化させそうな言葉です。今、世界で起きている環境問題、紛争、未曾有の金融危機…何も分からないで時間を過ごすのではなく、しっかりと理解をして時代についていきたいと思います。


経済のこと よくわからないまま社会人になってしまった人へ―ひとめでわかる図解入り

経済のこと よくわからないまま社会人になってしまった人へ―ひとめでわかる図解入り

  • 作者: 池上 彰
  • 出版社/メーカー: 海竜社
  • 発売日: 2004/01
  • メディア: 単行本



NHK週刊こどもニュース〈’06〉

NHK週刊こどもニュース〈’06〉

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2006/11
  • メディア: 単行本



NHK週刊こどもニュース ’07 (2007)

NHK週刊こどもニュース ’07 (2007)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2007/11
  • メディア: 単行本



NHK週刊こどもニュース〈’08〉

NHK週刊こどもニュース〈’08〉

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2008/11
  • メディア: 単行本


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ダイエット宣言!! ~本気で自分の健康を考える~ [僕が僕であるために]

恥ずかしながら自分の現在の体重はベストよりも+4ぐらいあります。全てはここ二年で増えてしまったのですが…以前から体重が増加したことで体調不良を感じることが多々ありました。

ひとつは目覚めが悪くなったことです。以前は朝は目が覚めてからすぐに頭がフル回転したのですが、ボーっとやる気が出ないことが多くなりました。もうひとつは気持ちの低下です。増加前は何事も全力でやっていたのですが、増加と共にモチベーションが上がらないことがたまにあるようになりました。どちらも体重増加だけでなく、年齢によるもの、ストレスによるものと解釈することができるかもしれません。でも、自分の場合は体重の増加と無関係と考えにくい部分がかなりあります(吐き気やだるさを感じることが増えました)。何よりも体重が増えたことにたいしてのストレスが自分の中でありました。

この二年間で体重が増加したのには、三つの原因があります。

   ・食生活の乱れ(外食&コンビニがこの二年間増えました。時間も不規則。食べる量も安定せず)
   ・生活リズムの乱れ(帰宅時間が平均9時になり、就寝時間や起床時間にも影響が出ました)
   ・運動不足(ランニングの時間減少と気力低下により、運動時間が激減)

こうやって冷静に書いてみると当たり前のことなんですけどね(笑)。なんとかしなければとは毎日のように思っていたのですが、チャンスを逃していました。そして今日、事件が起きました。

ある生徒に愛を持ってじゃれあい?指導?していたときのこと。力が少し入ってたのですが、いきなり…
   
「ブチッ…」

という音が…。この感覚はもしやと思ったときは既に遅し…。ベルトが切れました(笑)。7年も使っているベルトだし、さすがにボロになってきたなぁと最近感じていたのですが…思わぬ形で破損してしまいました(涙)。自分はベルトをいつも限界ギリギリまで締めて使っているので、力を込めたときにベルトに負荷がかかることは今までもあったのですが…今日の一撃はベルトには耐えられなかったようです…。実は7年前も同じ状態でベルトを破損し、今のベルトを購入したのですが…。

ということでダイエット宣言をします。人生の中でも今が最大の危機ということを再認識し、本気でとことんやります。でも、特にどういう方法があるかは分からないので当たり前のことを地味にやっていきたいと思います。

   ・食事時間の管理(午後10時以降は食べないようにします。9時にしたいけど現状では厳しい)
   ・食事量の管理(食べ過ぎない。これに尽きる。食べ過ぎて調子崩すこともこの二年間は多かったし)
   ・食事内容の管理(考えながら食べたいと思います。間食は×)
   ・筋トレを中心として運動を再開します(ランニングは時間、路面状態、足の状態を相談しながら…)
   ・睡眠時間の管理(午前12時前には就寝するように努力します。ダラダラ起きていない)
   ・飲み物の管理(酒は以前から飲みませんが、普段の飲み物も徹底します。量も徹底)

とりあえず自分の現状を踏まえてこの6つの内容を徹底したいと思います。まずは年度内に-3キロ。エコと一緒です。

「改善できることを考え、それを実践し、新たな効果を生み出す」
  

来年度当初に以前のように全開で日々を送れるように頑張ります。もしダイエットに関していい方法があったら教えてください。Yes,I can!!
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B・ピットだからこその作品 ~2009映画レポート②~ [映画]

ちょっと前の記事で盛岡の映画館が閉鎖したことを書きましたが、映画は変わらず観てます(笑)。今週は「青い鳥」、「チェ 39歳の手紙」、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」の3本を観ました。

「青い鳥」…阿部寛さんが吃音の教師役を熱演した学校を舞台にしたドラマ。原作はあの重松清さんです。観る前に予備情報を何も持たずに観たほうがいいと思っていたので、原作者が重松さんだってことすた事前に知りませんでした…。映画はいじめを真っ向から捉えた作品です。時間と共にその内容が明かされていくわけですが、最後のシーンまで胸が締め付けられる思いです。劇中の「人を嫌いになるのもいじめですか?」という生徒からの問いに対しては、自分ならどう答えるか考えてしまいました(ちなみに劇中の回答にはかなり説得力がありました)。ラストシーンがあえて…の終わり方だったのもよかったです。職員室の唯一の味方?島崎先生の行動には自分にあてはまるものがかなりありました。「ブタがいた教室」もよかったけどこっちも○です。

「チェ 39歳の手紙」…二週間前に公開された前作がよかったので期待してたのですが…。続編というよりは、主人公が同じ別の作品という感じで観ました。本作の方が先に撮ったとのことですが、そのせいかピンとこなかったんです。B・D・トロの演技は素晴らしいんですけど…。どうしてだろ。話の内容が前作に比べて暗いからだろうか…。でも、二部共観て、チェ・ゲバラの生涯について知れたのは大きかったです。

「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」…TVでCMがかなり流れていますが、B・ピットが80歳で生まれたちょっと変わった人物を演じたドラマ。アカデミー賞13部門にノミネート(今年度最多)されていますが、それだけの作品だと思います。B・ピットの演技は以前から素晴らしかったですけど、これがまた今回はさらにすごい。本作は彼以外の役者さんが演じれば、ここまでの作品にはならなかったと思います。「バベル」もよかったけど…。作品選びがうまい役者さんですね~。舞台になったニューオリンズは自分が19歳のときの旅行で立ち寄った場所…映画で描かれているように人の優しさを感じる場所でした。脚本を担当したE・ロス(あのフォレスト・ガンプ担当)が「一期一会」をテーマにしたと何かで語っていましたが、出会い、家族愛、思い、優しさ…普段は当たり前のことなんだけど、人生の中で「一期一会」を意識することって実はあまりできないでいたけど、この映画で再認識させられました。

ところで…上の映画とは何も関係ないですが、飲食物持ち込み禁止の映画館(劇場コンセッションの購入を推進しているため)で持ち込みをしている方を見かけました(3本中2本)。たしかにその方がリーズナブルです。それは分かります。でも、どうなのかなって…。シネコンの映画館で一番の収入源はコンセッションの売り上げだということを聞いたことがあります。その映画館を盛り上げるという意味でも、映画ファンの行動って大事かなと思うんです。生意気な意見かもしれませんけど…。最高の映画と最高のファンであるからこそ、映画と通じ合えるなんて思ったり(笑)。ということでマナー良く観賞しましょう!!
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英語検定の必要性 ~教科指導に結び付けて~ [英語教育について]

今日、ネット上で今年度の第3回英語検定の結果が発表になりました。残念ながら全員合格とはなりませんでしたが、教科指導に英語検定は欠かせないと強く思っているので、この3年間は英語検定がある度にかなり呼びかけをしてきました。もちろん無料ではないので、強制はできませんが、受験を悩んでいる生徒や力があるのに受験をためらう生徒は声をかけて背中を押すようにしてきました。自分が英検受験を生徒に進めるのには二つの理由があります。

ひとつは受験級が何級であっても合格することは本人にとって大きな自信になるからです(不合格だとしても+の経験になると思います)。自分は準1級を英検は持っていますが、一回で受かったのは5級のみです。それ以外は何回も落ちました。でも、それ以上に合格したときは鮮明にどの級も覚えています。

 5級…唯一、一回の受験で合格しました。順番は逆ですけど(笑)。
 4級…二回目で合格。中2でした。英語が本当に苦手だったので自信になりました。この後、5級受験。
 3級…高2で合格。この合格がなければ進学しなかったと思います。でも、英語はできませんでした。
 準2級…大学3年でした。英語が専門なのに、この時期の合格。恥ずかしいけど…これで留学を決意。
 2級…留学後合格。合格までの受験回数は一番多かったです。今もテキストたまに開いてます。
 準1級…講師時代に合格…合格点ピッタリ…英語ができなかった自分にとっては大きな自信です。

このどれがかけても今の自分はなかったと思います。学校の先生で英検5級、4級は受験の調査書にはのらないから意味がないという人がますが、それは単なる受験仕様という物差しで計った場合であって、その生徒の学習意欲には関係ないものだと思います。だから、自分の経験も踏まえ、生徒には英語検定を勧めています。

もうひとつの理由は現在の教科指導の中で気付いたことですが、英検受験者が増えると、授業に大きく雰囲気が反映されるということです。初任の頃はいろんなジレンマがありましたが、生徒にとってテストで点数を取ることは大きな自信になります。だから英検やテストなども見える評価の部分があるということは決して悪くはないと思うんです。達成感を得ることが自信になり、授業に還元される…意欲を育てる授業では欠かせないものだと思います。

3年間の英検指導で、英検を保有している生徒は学年の約7割で、3割は目標としていた3級に合格することができました(これから二次の生徒もいますが…)。中学時代に英検を受験したことが、将来にどんな形でもいいので活かしてもらえればと願っています。
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CRT検査から分かること ~教科指導を振り返って~ [英語教育について]

数値が全てではない…と思いつつも、諸検査(学力達成度調査、CRT検査など)や実力テストの結果が年々気になるようになってきました。恥ずかしながら初任の頃はその数値に一喜一憂していたのですが、今は全国や県との平均をただ比較しても参考ならないので、どの項目が定着が高くて、どの項目が低いのか見ています。

今日はCRTの打ち込みをしていたのですが、それを分析しながらいろいろ考えました。今の3年生は所属学年ということもあり、1年生のときから自分が教えてきました。指導形態はT.T(以前に書きましたが、少人数を無理を言って変更してもらいました)。授業の中ではとにかく「興味関心」を失わせないことを常に意識してきました。「興味関心」が無ければ、どんな授業をしても生徒の中での定着は厳しいと思うからです。

     
「意欲を持たせ、追い込む授業」


この二年間の授業の中で意識しているとことです。なぜその表現が必要なのか?なぜ英語を学ぶのか?そのためにはどう勉強する必要があるのか?…生徒と共に考えることを大切にしています。生徒と作り上げる授業のために、定期テストのためにアンケートを取り、授業改善に活かしています。中には厳しい意見もありますが、生徒の目線から見える的確な指摘はとても参考になっています。

話はそれましたが、CRT検査の結果を見ると、「興味関心」、「表現」、「理解」、「知識理解」の四観点全部が昨年よりも伸びていました。「興味関心」は全国平均よりも上…やっぱりここが安定したから他の三観点も伸びたのだと思います。学年の課題だった表現も大きく伸び、この三年間では全国平均に一番近かったです(他の二観点も同様)。課題だった道案内の表現も昨年よりも大きく伸びました。

細かく項目をチェックしていくと、受け身や現在完了は思っていたよりできていたのですが、分詞の後置修飾はやはりまだ弱かったです。話すことに関する問題は軒並み強かったのですが、長文読解は昨年から取り組んでいますが、まだまだでした。そして、今回何よりも驚いたはイントネーション(文の区切り)の落ち込みが激しかったこと。読むことに関しては指導してきましたが、細かくそこまで指導が必要だったと痛感しました。ALTとの効果的な授業と絡められる部分かもしれませんね。

今回のCRT検査を反省しながら、受験までさらに弱い部分を重点的に授業の中で取り組んでいきたいと思います。

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映画の街盛岡 ~ひとつの時代が終わるとき~ [I LOVE 岩手]

みなさんご存知の通り盛岡は岩手の県庁所在地ですが、「盛岡」と聞いて何をイメージするでしょうか。寒さ?どんど晴れ?冷麺?わんこそば?その答えは人それぞれだと思います。自分も盛岡の魅力は?と聞かれたら少しとまどうかもしれません。でも、多分こう答えます(以前に人生で一回だけ聞かれたときもこう答えました)。

     「盛岡は映画の街だよ」

かなりローカルなネタだと思われるかもしれませんが、盛岡には映画館通りと呼ばれる通りがあり、最盛期には13の映画館がその通りに並んでいました(離れたところにもうひとつ)。盛岡の人たちは大衆演劇が好きだったそうで、今でもその名残として演劇や映画が好きな人がたくさんいます。映画の街と呼ばれたのは人口に対してスクリーンの数が多いということから言われたそうです(間違ってたらすいません)。十年以上前ですが、盛岡で映画祭があり、自分もボランティアとして参加したりもしました。

自分の映画好きについてはブログを読めば分かっていただけると思いますが、映画館通りに育てられました。父親が映画好きで映画によく連れてってもらったのもあります。受験前の冬休みに塾をサボって映画を観に行ったこともあったし、高校のときはお金を工面して、映画を観に行ってました。学生になると一日中あの通りを歩いていた日もありました(笑)。それくらい思いがある通りでした。しかし、年が経つ毎に一館、また一館と映画館通りから映画館がなくなっていき、昨日、また3つの映画館が映画館を閉めました。最終上映ではその映画館グループの社長さん挨拶をし、「サウンド・オブ・ミュージック」が上映されました。この作品を選んだのは苦しい中でも映画館を一緒に盛り上げてきた従業員の方々との家族の絆、ファンとの絆などを伝えたかったからとのことでしたが、最後にほぼ満員の劇場で映画をあの素晴らしい観れたことはあの場にいた全員にとって大きな財産になったと思います。

シネコンが全国で映画館の新しい形として普及するのに反比例して、昔ながらの映画館は減少しています。盛岡も数年前にシネコンができてからは、そっちに足を運ぶ人が多くなりました。そういう自分もシネコンが出来て以来、映画館通りの方には足を運びませんでした(設備や値段などの理由により)。でも、昨日の上映で従業員の方々が全員前に出て挨拶をしたときに気付いたことがあったんです。あ、あのおじさん見たことある。あっちのお兄さんも、おばさんも…。昔ながらの映画館の方が従業員の方々の顔が見えるんです(覚えているというか。数年も行ってなかったのに…意識してなかったけど映画館とお客さんがつながっていたんですよね。シネコンにはなかなかないことかな~と思います。

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思いの詰まった社長さんの挨拶でした

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いつだか忘れたけど、上映前に上の店から水漏れし、劇場ロビーに雨漏りしたことがありました。
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映画の看板は地元の方の手書きです。それも見れなくなるんですね~。

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忘れられない映画になりました。

もうあの映画館で映画を観ることはできませんが、あの場所に育てられたこと、あの日の思い出…いくつになっても忘れずにいたいと思います。

もうあの映画館で映画を観ることはできませんが、あの場所に育てられたこと、あの日の思い出…いくつになっても忘れずにいたいと思います。本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
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ターミネーター ~一ファンとして思うこと~ [映画]

ジャジャッジャジャッジャジャ、ジャジャッジャジャッジャジャ、ジャジャジャ~♪

好きな映画シリーズはけっこうあるけど、その中でも「ターミネーター」シリーズが大好きです。

1作目は低予算で作られたSF映画で、子供の頃は怖くて見ることができませんでした(笑)。でも、すごく細部まで練られた脚本だし、カイル役のM・ビーンはかっこいい^^モーテルのシーンの切なさやラストシーンは今観てもグッときます。

そして続編は成功しないというジンクスを打ち破ったとされる、2作目。ジョン役のE・ファーロングが当時爆発的な人気をみせたけど(カップラーメンのCMにも出てたような気が…)、T1000の魅力には敵わなかったです(笑)。序盤のA・シュワルツェネッガーが味方??というのにもビックリだったけど、絶対的な強さの敵キャラT1000は映画史に残るインパクトでしたね。当時としては革新的な映画だと思います。

そして3作目…圧倒的に批判的な意見が多いんですが、自分は嫌いじゃないです。このシリーズの生みの親であるJ・キャメロンは関わらない、E・ファーロング、L・ハミルトンは出演しないなどなどあったのですが…。それよりも失敗と言われる一番の原因は敵キャラに魅力がなかったからだと思うんですけどね(時間が短いのも気になったけど…)。でも、ラストのオチはあっと思わせるものだったし。まぁ、それでも3作の中では一番下ですけどね。

そんなシリーズが昨年から一気に話が動き出しました。「T:SCC」と略される「ターミネーター」のTVシリーズ、「サラ・コナー・クロニクルズ」。観る前はあまり期待してなかったんですが、これがなかなかいいです。「24」や「LOST」のようなtTVシリーズとは違い、スピードがとにかく速い。謎を残すような形でシーズン1は終わってしまいましたが、続きが楽しみです。

そしてそれ以上に楽しみなのが6月公開予定の「ターミネーター4」。正直、期待が大きいだけに、A・シュワルツェネッガーが出演しないと聞いたときはショックでしたが、それでも予告編を見る限り、そんな心配はいらないようです。そして、シュワちゃんじゃなく、このシリーズが好きなんだってことに気付いちゃいました(笑)。いや~、6月が遠いな~~。





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レオ様からの脱皮 ~2009映画レポート①~ [映画]

週末は久々にかなり映画を観ました。観たのは「レボリューショナリーロード 燃え尽きるまで」、「ホットファズ」、「チェ 28歳の革命」、「007/慰めの報酬」の四本。ジャンルがバラバラだったので、二日間で観ましたが、そんなに疲れませんでした。

「レボリューショナリーロード 燃え尽きるまで」…実は最近までこの作品の存在を知りませんでした。年末に後公開されたL・ディカプリオの「ワールド・オブ・ライズ」の方を楽しみにしていたので…。でも、「レボ~」の方が様々な映画賞を取っているんですよね。監督が「アメリカン・ビューティー」のS・メンデスだったので、観る前は少し不安だったんですけど(自分は「アメ~」が理解できなかったんですよね~)、今回は大丈夫でした。でも、テーマはかなり重い…タイタニックカップルだし、もっと明るい展開を期待していたんですけどね。カップルで観るのはおススメしません。結末もですが、観ていてすごく痛いです。でも、ここ数年のL・ディカプリオはいいですね~。タイタニックのときも実はあまり好きじゃなかったんですけど、歳を重ねてからの作品は○。作品とマッチする演技ができるというか…今後が楽しみです。

「ホットファズ」…本国イギリスで大ヒットし、日本ではビデオリリースになりそうだった作品が劇場で観たいという声が多かったため、劇場公開になったという作品。だから期待していたんですけど…う~ん、微妙です。コメディで笑えるところはあるし、警察映画のパロディシーンとかもあるんですが…中身はないです(笑)。これはこの四本で一番おススメしません。

「チェ 28歳の革命」…S・ソダーバーグ監督(トラフィク、エリン・ブロコビッチなど)&B・デルトロのタッグで描く、革命家チェ・ゲバラの生涯。日本人には馴染みのない人物ですが、南米では超がつく英雄だそうです。今までにも彼の生涯が何度か映画になっています(モーターサイクルダイアリーズが有名)。一言で説明すると、ものすごく分かりやすかったです。無理に一本にせず、二部作にしたのもうなずけます。カンヌで主演男優賞を取っただけあって、B・デルトロの演技は圧巻。国連のスピーチシーンは震えます。後編の「チェ 39歳 別れの手紙」に期待が高まります。これはおススメ。時間は少し長いですけど…。

「007/慰めの報酬」…D・クレイグが演じる、J・ボンドシリーズの第二弾。全作の「カジノ・ロワイヤル」から一時間後という設定から始まるのがすごい!!でも、期待とのギャップが一番大きかったのもこの作品。期待しすぎたんでしょうね~。冒頭のカーチェイスはすごいし、パルクールのアクションはすごい(特別な道具を使うことなく効率的に障害物を越えることを目的としたフランス発祥のエクストリームスポーツ)。でも、部分部分で間延びしちゃうんです。あとはスピードが速すぎてついていけないアクションシーンが多々。全作よりもドラマ性は落ちているような気がするし。監督が自分の大好きなM・フォスター監督(ネバーランド、君のためなら千回でも)だったので、そこは期待していたんですけどね。残念です。アクション映画全盛期だった十数年前に比べると、アイディアも出尽くしているし、観客の目も肥えているので、常にサプライズを巻き起こすのは難しいのは分かっているんですけど…少し残念な作品です。

こうやってたまの週末に映画を好きなだけ観れる…学生時代と変わらない自分の生活ですが幸せです。リフレッシュして仕事に打ち込みたいと思います。
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オバマ新大統領誕生 ~歴史が変わるとき~ [社会]

あらゆるメディアがその瞬間を報道し、そして多くの人が歓喜したオバマ新大統領の誕生…もちろんリアルタイムで見ましたよ^^。日本人ですが、力強いスピーチには心震えるものがありました。

アメリカの大統領選は一種のショーのようだと言われますが、たしかにここ二年近くはアメリカの次期大統領が誰になるのかというのを毎日のように注目していました。ヒラリーか、オバマか…どちらにしろ今までにない大統領が誕生するということで新しい時代になるなぁ~と思っていました(最初はヒラリー有利と思っていたのですが…)。

オバマ大統領が就任のスピーチをした場所ワシントンDC…思えば今から11年前自分はあの場所を一人で訪れていました。家族を強引に説得し、自分の夢であったアメリカという国への一人旅…大学を休んでまで行ったあの一ヶ月は確実に自分の人生を変えました。テレビで何度も映っている白くて長い建物…ワシントン記念塔を正面、そしてオバマ大統領の好きなリンカーン記念像を背にボーっと空を眺めていたのを今でも昨日のことのように覚えています。

昨年の金融危機に始まった世界同時不況、各地で起こっている紛争、地球温暖化問題…全ての問題にオバマ大統領が答えを導くことはかなり厳しいと思うのですが、答えを求められているように感じます。どうしようもない絶望感の中で、生まれた新たな希望…でも、それほど時代は

     「本当のリーダー」

を求めているのだと思います。

まだ自分が生まれて30年ですが、リアルタイムで見る時代の変化…今後、世界がより良い方向へ「CHANGE」していくことを期待しています。

オバマ Yes We Can!

オバマ Yes We Can!

  • 作者: ロバータ・エドワーズ
  • 出版社/メーカー: 岩崎書店
  • 発売日: 2009/01/09
  • メディア: 単行本



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ブログ編集開始 ~気持ちを整理するために~ [その他]

ブログを再開して二週間以上が経ち、昨年の出来事を振り返る10回シリーズも昨日の書き込みで終了となりました(詳しくは過去ブログ再出発 ~Make a Fresh Start in Life~参照)。昨年の書き込みで更新が中途半端なものも実はまだあり、これから徐々に時間を見つけてUPしていこうと思いますが、同時にブログ内の整理も少しずつ始めようと思います。今まで書き込みをカテゴリー別に分けていなかったので、かなり見にくい部分もあったので…。ということでこれから増えるとは思いますが、以下の内容で記事を分けていこうと思います。過去記事に関しては分類が曖昧なのが多々ありますが、そこはすいませんorz

「僕が僕であるために」…ブログのサブタイトルの通り。自分の悩み、思い、考え、喜怒哀楽を隠すことなくをつづっていきます。ここを読むと一番自分が分かるかも。

「生徒との日々」…生徒との関わりを中心に書いていきます。学年が上がるに連れて、担任と副担のときの心情の変化が分かります。

「ある日の日記」…ずらずらとその日の出来事をありのままに書いてます。自分の思いや映画のことを書いていることも多々。

「独り言」…どう~でもいいですよ~という風な内容を書いています。ボソッと…。

「英語教育について」…自分の実践や感じてることを書いています。自分の教科指導はどうなっていくのでしょうか。

「駅伝&部活」…かける情熱や指導の中で感じたことを書いています。

「挑戦の日」…無謀な企画や検定の歴史。ちょっと変わった一面を書いています。

「映画」…一番大好きな趣味。バッサリと書いていきたいと思います。

「読書」…読んだ本について。感じたことや響いた言葉を残しています。

「旅行記」…放浪癖の日記。旅先の出会いを忘れずに残しています。

「社会」…世の中の事件や出来事、スポーツなどについて感じることを書いています。

「その他」…その他です。

まず今までの記事を分類するだけで一週間はかかりそうですが、すっきりさせたほうが見やすいし、自分も考えを振り返りやすいので整理していきたいと思います。頑張ります。
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祖母に届かなかった気持ち ~家族について考える~ [僕が僕であるために]

2008年12月…。父親からの電話はただ一言だった。

     「お婆ちゃんが亡くなった」

一瞬何を言われたのか分からず、何度も何度も聞き返したが事実は変わらなかった。それくらい急で寝耳に水の出来事だった。

自分の身内は父方も、母方も全員が元気で、今までに身内を亡くすということが経験したことがなかった。祖母は今から八年前に倒れて以来、寝たきりが続いていたが、会話はできたし、盆や正月、休日は在宅介護できるようになっていた。だからこそ…なぜ?の思いが全員にあったのだ。

自分が大学に入ってからは、自分の時間が不規則になったのもあり、ゆっくりと話をする機会は減っていった。祖母が倒れたときに孫(16人)の中で駆けつけなかったのも自分だけだった。出先の関東で祖母が倒れたこと、留学の数日前だったことに気を使って、大丈夫だから行ってきなさいと身内に言われたものの、あのときなぜ自分が行かなかったのか本当に後悔している。そして、自分が一番孫孝行できなったと強く反省している。祖母と再会したのは帰国してからの一年後だったので、そのときにはもう以前の面影はなかった。だから、葬式の際に孫代表挨拶を打診されたが、自分には資格がないと思い断わった(他のことはしたけど…)。

祖母の通夜、火葬、葬式は三日間にかけて行われ、全国から身内が集まり祖母との別れを惜しんだ。自分も期末面談と日程がぶつかってしまったが、できる限り時間を工面して、祖母のそばにいるように努力しました。

振り返ると祖母との思い出はいろいろあるし、そのどれをとっても感謝してもしきれない。自分の好きなくるみ味の餅をよく作ってくれたし、高校の入学説明会に一緒に来てくれたのは祖母だった(親が都合がつかなかったため)。

     「ありがとう」

言葉にするのは簡単だけど、伝えることができなかった言葉。言える時にしっかりと伝えていれば…その気持ちは今も変わらない。でも、もう祖母はいない。

家族の「絆」の大切さが叫ばれる昨今…自分は分かっているつもりだったけど、分かっていなかったと祖母の死を通じて考えさせられた。自分の中の家族観…今すぐに答えは出ないけど、家族と過ごせる時間を大切にこれからはしていきたいと思う。

     「婆ちゃん、ごめん。そして本当にありがとう。これから頑張るよ。見守っていてください」
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三十路になりました ~今後目指す10年~ [独り言]

2008年中の大きな変化…それは30代に突入したことです(気持ちは5歳・笑)。でも、正直自分の中で実感はありません。生徒には散々言われましたけどね~。今までの自分の30年を振簡単にり返ると、

     0~9 あんまり記憶ありません。はちゃめちゃな子供でした(笑)。
     10代 不遇の時間でした。いじめや受験失敗…いい思い出はありません。
     20代 思い残すことはないくらい充実した時間でした。大きな挫折もあったけど…
     30代 さてどうなるのでしょう??

と言った具合になります。よく言われることですが、あっという間でしたね~(笑)。歳を重ねるごとに思うことは、どのような歳の取り方をしてきたかということです。自分が小学生くらいのときにS・ストーン(氷の微笑が有名ですね)がTVのインタビューで、歳をとることについて聞かれていました(かなり薄い記憶ですが・笑)。でも、彼女はこう答えたんです(その美貌と絡めて)。

 「歳をとることを怖いと思ったことはない。むしろ楽しんでます。歳をとればそれだけ楽しみが増えるのよ」

たしかこんな風だったかと…(笑)。まぁ、何が言いたいかというと大切なのは年齢の重ね方なんですねよ。それが意識できると、○○歳までには~をしようという目標が出来て、そしてそれに対するアプローチを考えるようになる。そして、そのために毎日努力するというプロセスができるんだと思います(三日坊主で終わるのもありますけどね…)。その予定が早まっても遅くなっていても準備をしておけば大丈夫ですからね。20代の途中からこのように考えるようにして、何をするにもある程度の期限をつけながら行動するようにしてきました。

そもそも人っていつから大人になるんでしょうか。いまだに自分が大人の自覚がないからかもしれないけど…20歳の成人式から?働いたときから?一人で外食できるようになったときから?家庭を持ったときから?…人それぞれいろいろな定義はあると思いますが、大人になることっていうのは、

   「行動範囲が広がること」

じゃないかなって思ってます(考えも含めて)。行動するから人に出会い、新たな情報を得るし、さらに多くのものを知り経験となる…それが大人になるということではないかと。そういう意味で考えると20代の自分はその階段を少しずつ上ってきたように思います。

でも、この10年は本当にいろいろなことがありました。思い出せるのを羅列すると、

  19…単身アメリカ旅行。英語もできないのにアメリカ大陸を約一ヶ月旅行しました。 
  20…最後のヒッチハイク旅行。猿岩石ブームに乗りました。
  21…初めて国際交流事業に参加。世界の広さと自分の小ささに気付く。ホノルルマラソン参加。
  22…就職活動をせず、卒業謝恩会準備チームの代表をなぜかやることに。勉強になりました。
  23…カナダに留学。自分と向き合い、毎日の出会いに感動した一年。機会があればもう一回
  24…帰国後、就職活動をしながらフリーターを一年(民間で働いた時期も)。教師になることを決意。   
      この一年は様々なプレッシャーに押しつぶされそうで、精神的に一番きつかったです。
  25…大学に再入学。一年間、真剣に勉強しました。バイトか学校の一年。
      政府の国際交流事業に合格し、貴重な体験をさせていただきました。
  26…講師として現場デビュー。初めての一人暮らしにドキドキしながら、毎日楽しんでました。
      生徒、職場、地域の全ての人に自分の夢(採用試験合格)を応援していただき無事合格!!
      ベトナムで大喧嘩をする(笑)。
  27…現任校に赴任。100キロマラソンに挑戦無念のリタイア(笑)。
  28…富士山登頂。初担任イヤー。北京で新年を迎えました。
  29…50キロマラソン、東京マラソン完走。函館、広島、屋久島へ行きました。役者デビュ~も。
  30…さて、これからどのように過ごしていくのでしょうか。

こうやってざっとみるといろいろあったな~って感じです(これ以上は思い出せません。物忘れが…笑)。20代前半はバイトに明け暮れ、お金はほとんどありませんでしね(笑)。この道に入ってからはさらに勉強をしなくてはと思うようになりました。今後どうなるかは未定ですが、とりあえずしてみたいことを忘れないように羅列してみます。

  ・もう一回東京マラソンへの参加(他にもいろいろ。時間を見つけて走りたいです)。
  ・ヨーロッパ&南米デビュー(アウシュビッツ&マチュピチュに行ってみたい)。
  ・中学社会の免許取得(当面の目標はこれ)。
  ・機会があれば日本人学校で働きたいです(これは夢ですね~)。
  ・岩手をアピールする(そのためにはまずは自分が岩手を知らねば…)!!

今、思いつくのはこれくらいです。ハチャメチャですね(笑)。でも、20代で気付いた「夢」&「出会い」の大切さや感謝の気持ちはいつまでも忘れずに今後10年も過ごしていきたいです。頑張ります。
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役者デビュー ~目指したのはアカデミー賞??~ [挑戦の日々]

何と言っても2008年の個人的なニュースNO.1はこれです。全てが始まったのは初夏頃にもらった一本の電話…電話の主は学生時代に映画を通じて出会った知り合(と言っても自分の方がかなり年上ですが)。久々の電話に驚いたのですが、それ以上にその電話の内容に驚きました。

    「演劇に出てみませんか」

あまりの内容にかなりとまどったのですが、とりあえず彼と久々に話をしたかったので直接会って詳しく話を聞くことなりました。彼の口から出てきたのは衝撃の言葉の連続でした。

    「演劇の劇団を立ち上げる第一回の公演を予定していて、その主役をやってもらえないでしょうか」

彼の熱意と20代最後に何か大きいことをやってみようという好奇心に突き動かされ、出演をOKしましたが、なぜ自分が??という疑問は最後のほうまで正直ありました。

そこから毎週末、約3ヶ月公演に向けて練習が始まりました。台本を覚えるのだけでも一苦労でしたが、演劇特有の発声や動き、他の役者さんとの合わせなど今までの自分の引き出しにはないことを常に求められので、一回一回の練習が本当に真剣勝負でした。間違って凹むことも多々ありましたが、それでもやり遂げたときに分かることがあると思ったので、最後まで真剣に練習に取り組みました。

台本を読み進めることに分かっていくこともあり、それも頑張ろうという気持ちになりました。それは彼のこの作品にかける思いの強さです。作品には彼の人生を反映している部分があり、そこに深い愛情があることが分かったとき、自分がこの作品を演じることをオファーされた理由が少し分かりました。それが分かったのは公演の二時間前でしたが、それが分かったからこそ公演では悔いなくやりきることができました。

舞台の上から感じるお客さんの雰囲気は今思い出しても熱いものでしたね~。かなりビクビクしていました(笑)。だから、そのための秘策?として自分の知り合いにかなり宣伝をして来てもらいました。久々に連絡を取った人たちもたくさんいて、自分はいい歳になりましたが、まだまだ元気です。これからもよろしくという感謝の気持ちをこめて舞台上ではパフォーマンスをしていました。

今回の話も昔の小さな出会いから始まったものですが、本当にやってよかったと強く感じています(自分の演技はおいといて・笑)。次のトピックに続きますが、激動の20代の大きな締めくくりになりました。この機会を与えてくれた彼には本当に感謝しています。ありがとう。
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検定に挑戦!! ~学ぶことの楽しさ~ [挑戦の日々]

現在の自分の持っている資格(教員免許関係は含まず)

 英語検定準1級、TOEIC750(専門はもうちょっと頑張りたいのですが…)
 漢字検定準2級、数学検定3級、ニュース検定3級、歴史能力検定4級(漢字は次の目標ですね)
 珠算3級、暗算2級(子供時代に唯一やっていた習い事…今も役に立っています)
 映画検定4級、雪合戦審判C級(これは趣味ですね~)

ざっと書いてみました。かなり前に取得したものあるのですが、昨年取得した資格がこの中に三つあります。それは、

      数学検定3級 ニュース検定 歴史能力検定4級

の三つです。昨年は時間を見つけて検定に挑戦したことで、学ぶことの楽しさをこの歳にして感じることができました。小さなことかもしれませんが、目に見える形で知識がついていくことは勉強したいという新鮮な気持ちに比例し、短時間の勉強でも充実感を得ることができました。数学検定は三年前に5級を取っていたのですが、去年はは一気に4級と3級に挑戦しました。中学時代の自分の数学の実力と言えば、数値で言えば「2」…高校時代の進○模試は一桁の点数を取ったことがありますorzそれくらいできませんでした。0からのスタートと言っても過言ではなかったと思います(しかも現役じゃないですし…)。そんな状況からのスタートでしたが、毎日徹底的に計算練習をしました。そうすると中学時代は気付かなかったけど、自分の間違いに傾向があることが発覚。気付いてからはそこを気をつけて勉強しました。3級のときはコンパスを使う問題があって、解き方が全く分からなかったですが(試験中にコンパスを何回も回していました・笑)、無事に中学校卒業レベルの3級に合格できたときは本当に嬉しかったです(生徒も自分が数学を苦手なことを知っているので驚いていました)。

ニュース検定(5・4級→3級)と歴史能力検定(4級)はどちらも昨年取ったものです。これにはしっかりとした理由があります。かなり以前にもブログで書きましたが、将来中学社会の免許を取得することを本気で考えています。そのために社会の基礎的な知識を2~3年かけて勉強しようと思い、二つの社会に関する検定に挑戦しました。中学時代数学に比べると社会は得意だったのですが、それでもどちらかと言えば得意なのは地理、公民は得意だけど、歴史は苦手でした。最近出来たばかりのニュース検定は時事問題を中心に構成されている試験なので、受験のおかげで新聞を読んだり、ニュースにも関心を持つようになりました。しかも自分に取ってはかなり水が合っている試験なのか、勉強していても面白いです。何とか今年は2級を取りたいと思っています(県内は1級ホルダーがまだいないという噂なので、目指せれば…)。歴史能力検定は苦手な歴史を基礎基本から勉強しようと思い挑戦しました。本当は5級から受験するつもりでいたのですが(テキストも買ったのに)、そのときに公開会場での受験は4級からしかできないと知り、4級から受験しました。自分の勉強不足もあり、合格はしたのですが…思うような点数が取れなかったのは今後の課題です。

今回への検定への挑戦を通して感じたのはやっぱり学ぶことは楽しいということ。試験に向けての勉強は新鮮な気持ちで、毎日楽しく取り組めました。受験をして本当によかったと思っています。これを生徒にどう伝えるかというのも自分にとって大きな課題です。上を目指して頑張るぞ~~。
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2008年の映画を語る ~実話が強かった~ [映画]

本当は新年のブログで昨年のことを10回シリーズに分けて書きますと宣言し(過去ブログ 再出発 ~Make a Fresh Start in Life~参照)、今回はその6回目で映画と本について書く予定でしたが、あまりにも長くなることが予想されるので昨年の映画についてだけ書きたいと思います(本の話題が整理しきれないのもあるけど・笑)。

2008年は各メディアでも話題になっていますが、洋画の興行収入が大きく落ち込み、邦画が元気だったようです。でも、自分の観た映画のバランスが偏っているのもありますが、内容的には洋画の方が好きな作品が多かったように思います。話題にならないような小さな作品ばかりですが、充実していたと思います。まずは洋画からベスト5は以下の通りです。

洋画 観賞51本
1位 ダークナイト
2位 君のためなら千回でも
3位 奇跡のシンフォニー
4位 イントゥ・ザ・ワイルド
5位 マンデラの名もなき看守
次点 アメリカンギャングスター

ダークナイト…新バットマンシリーズの続編。文句なしに素晴らしい作品でした。時間は二時間半でこの手の作品としては長いかな~と観る前は思ったのですが、時間なんて関係ないです。亡くなったH・レジャーの演技は「羊達の沈黙」シリーズ、H・レクター博士のA・ホプキンズと肩を並べるくらいの狂気に満ちたもので映画と分かりながらぞっとするものです。また、アメコミでありながらリアリティを追求する作品作りは他のアメコミと一線を画し、素晴らしいと思います。ぜひ、今後も続けて欲しいです。次回作の「Gotham」では悪役がE・マーフィーという噂がありますが、さてどうなることでしょう。前作「バットマン・ビギンズ」と合わせておススメです。

ダークナイト BATPODプレミアムBOX(2枚組) (初回限定生産) [DVD]

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君のためなら千回でも…アフガニスタンを舞台に二人の子どもの話を中心に描かれている話ですが、すごく深いです。「もう一度やりなおす道がある」というのが隠れテーマになっています。監督は前作「ネバーランド」でも、素晴らしいヒューマンドラマを作り上げたM・フォスター監督。観るのがつらいシーンもありますが、決して目を背けてはいけない現実だと思います。

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「奇跡のシンフォニー」…宣伝用のポスターがすごくきれいで、作品も良さそうだな~と感じていた直感通り素晴らしい作品でした。主役のH・ハイモアはNO.1の子役ですね~。透き通るような演技というか、自然なんです。脇を固める演技派の役者さんたち(R・ウィリアムズ、T・ハワード、J・R・マイヤーズなど)を食ってます。タイトルの通り、奇跡を感じさせるようなシーンが多々ありますが、そこに音楽が効果的に使われてるのがいいです。

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
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「イントゥ・ザ・ワイルド」…映画が公開されていた時期がすごく忙しかったのですが、どうしてもこの映画が観たくて、時間をやりくりして観に行った作品。俳優のS・ペン監督作品ですが、監督としては今までのベスト作品だったと思います。近年、役者としても素晴らしい作品に出演してたので、その影響かもしれません。無名のE・ハーシュが主役ですが、今後期待の新人さんです。大自然を舞台にした自分探しのロードムービー…何か懐かしい感じがしました。

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「マンデラの名もなき看守」…実はこの映画シネコンで観たのですが、入る場所を間違え、他の映画が始まるまで気付かなかったため、最初の5分を見逃しました。それでも自分の中では5位。あの有名なN・マンデラと彼を担当した看守の交流を描いた実話の映画化ですが、力強い!!差別や偏見が今以上に強かった時代に、自分の信念を貫き通した彼の生き方は簡単な言葉にはできません。「24」で大統領を演じたD・へイスバートは大統領に引き続き、実在の人物を見事に演じきってます。

「アメリカンギャングスター」…ベスト5には入りませんでしたがD・ワシントン、R・クロウの対決(D・ワシントンが悪役なのも大きい)をR・スコット監督が映画化。ギャングのカリスマと頑固一徹な刑事の戦いを絵描いたもので、これも実話の映画化です。R・クロウを昔は嫌いだったんですが、最近は良い感じです。ハマル役柄が多いです。D・ワシントンもここ数年はハズレなし。安心してお金を払って観れる映画でした。あの名作「ヒート」同じくらい男臭いです(笑)。

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観賞本数が洋画に比べるとかなり少ないですが、自分が観たいと思う邦画が昨年は少なかったように思います(たまたまかもしれないですけど…)。ベスト5は苦しいので邦画は3位までにします。「崖の上のポニョ」、「クライマーズ・ハイ」、「容疑者Xの献身」、「相棒~映画版~」も観ましたが、自分の中ではもう少しという感じでした。

邦画 観賞16本
1位 GATE ~A TRUE STORY~
2位 名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)
3位 闇の子どもたち

「GATE ~A TRUE STORY~」…何かの映画を観たときにこの映画の予告編を観たのですが、その時からもう魅了されてました。世界で最初に核実験が行われたアメリカのトリニティサイトと呼ばれる場所へ、仏教の考えにしたがって広島の原爆の火を戻しに行脚する僧侶達を描いたドキュメンタリーですが、言葉は要りません。とにかく観てください。そして知ってくださいと叫びたくなる作品。いつか生徒に見せたいと思っています。DVDリリースが楽しみです。

「名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)」…コナンシリーズ12作目となり、もはやGW映画の定番となっていますが、ここ数年は内容が薄い作品が続いていました(ファンとしても…って感じでしたね)。でも、今回は違います。1作目に匹敵する出来でした。スケールの大きさ、どうしようもない絶望感、奇想天外なアイディア…そして謎解き。ポイントがしっかりとおさえてありました。強いて言えば、1作目を越えるような心に響くセリフがあればよかったですね~。



「闇の子どもたち」…子どもの臓器売買という重いテーマを逃げることなく正面から描いた作品。映画も重いです。最初から最後まで引っ張ります。そして衝撃のラスト。途中からもしかして??とは思っていたのですが、重いです。直視するのもきついシーンがありますが、現実にこのような問題はあるのだと思います。観終わった後に気分がよくなる作品ではないですが、考えさせられます。

闇の子供たち プレミアム・エディション [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD


いや~、やっぱり映画っていいですね(笑)。こうやってみる実話の映画化が2008年は当たり年だったような気がします。それだけ訴えるものがあるってことなんですよね。2009年は何と言っても自分の大大大大好きなターミネーターシリーズの新作「ターミネーター4」が控えているので、すごく楽しみです。映画に関しては今後も少しずつUPしていきたいと思います。

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香港YHラリー参加して ~原点を確認した5日間~ [旅行記]

今や誰も信じてくれませんが、昔の自分はかなり内気でした(笑)。深く原因を考えると、内気だった自分が変わったことのひとつに「旅とYHの出会い」は外すことができません。きっかけは高校三年の卒業旅行で親友と二人で函館、青森に旅行に行ったことでした。そのときに初めてYHの存在を知り、またそこで出会った人たちと過ごしたたった一日だけの時間が自分の人生に大きな変化をもたらしました。その後もYHを使った旅行は何度もしたし、今回の香港でのYHラリーも昨年旅行した長崎のYHで知ったものでした。だから今回はYHへの恩返し?の気持ちも少しあったし、久々に国際交流事業に参加したいという気持ちがあったので、参加することにしました(香港にもいってみたかったし)。

一日目 この日は新幹線に乗り遅れ、成田空港では初めてファイナルコールで呼ばれるなど散々のスタート(笑)。香港についてからは日本からの他の参加者の方々を空港で待ちました。無事に出会って、泊まる予定のYHへ向かったのですが、そこがなかなかすごいとこでした。とにかく山の中なんです(車で約1時間)。しかも部屋は寒く、シャワーお湯の調整が難しく、ほぼ冷水状態…。オーナーも深夜の到着で機嫌が悪そうに見え、正直この時点ではこれからどうなるか不安でした(写真一枚目はその泊まったYH、二枚目は実は優しかったオーナー)。

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二日目 この日の夕食から事業スタートとなるので、それまでの時間をどうしようか迷っていたのですが、せっかくの機会だし、世界遺産も見たかったのでマカオに行くことにしました(下写真)。一人で行く予定だったのですが、オーナーの行為で連れて行ってもらえることになり、他の参加者の方々と一緒に行ってきました。オーナーはポイントをおさえて無駄なく観光ポイントを案内してくれたし、昼食も交通費も全部オーナー持ちでした。本当に感謝の一言では言い表せないくらい、お世話になりました。マカオの街はポルトガルの殖民地だった雰囲気を残しながら、観光地として生まれ変わろうとしている雰囲気が街中に広がっていました。夜は他の参加者とついに出会い一緒に夕食。とても雰囲気が良くて、前日までの不安はここで吹き飛びました。

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三日目 この日はYH主催のチャリティウォークに参加しました(下一枚目)。名前からわき合い合いと参加者と一緒に歩くことを想像していたのですが…会場に着くと間違いだったことに気付きました。あきらかにランナー姿の人たちがたくさんいるんですよ。準備体操もしっかりしてるし…そう、実はチャリティーウォークという名のちょっとしたマラソン大会だったんですよ(もちろん歩いてる人もたくさんいました)。しかも距離は17kでコースは登山道…さすがにここんとこ運動不足気味の自分にはつらかったです。しかも下山の際は道が想像以上に急で高所恐怖症の自分は足がすくんでしまい…でも、なんとか5時間かかってゴールすることができました。夜は地元のボランティアの方々に街を案内していただき(写真二枚目 ウーマンストリートという繁華街だそうです)、その後夕食夜は即効で眠りに落ちました(笑)。

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四日目 この日はゲーム形式の香港観光。数々のチェックポイントをチームで回りました。時間が最後は足りなくなってしまい、全部は回ることができませんでしたが、電話ボックスに4人以上入って写真を撮るとか、階段の段数を数える、日本にはがきを送るなどの支持はすごく面白かったです。夜は各国の参加青年と地元のボランティアとバーベキュー(写真は豚を一匹丸焼きにしていたおじさん)。日本とスタイルの違いにとまどいましたが、かなり楽しめました。その後の文化交流では日本人青年団全員で「世界にひとつだけの花」を歌いました(踊りが覚えれなかった…)。各国の青年団の出し物も素晴らしく、興奮が冷めないまま夜は更けていきました。

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五日目 飛行機のフライトの関係で自分は朝の6時にYHを出発。空港行きのバスまでは地元のボランティアの方がまた案内してくれました(本当に至れり尽くせりで恐縮しました)。今回は遅れることなく、その日のうちに岩手まで戻ってくることができました。そして実はこの話には続きがあります。岩手に着くと雪の固まりと化した自分の車が駐車場にあり、雪下ろしをしねばならないな~と困っていました(ブラシを持っていなかった)。するととなりの車の人が、

     「このブラシ使ってください」

と優しい一言(感動しました)。そのときに???と少し違和感があったので話をしてみると、その方は中国の方でした(笑)。こんな偶然ってあるんですね(自分が香港に行ってきたことを話すとすごく喜んでくれました)。最後まで今回の旅はつながってるんだな~と感じました。

ざっと振り返ってみても思いますが、本当にあっという間の5日間でした(時間が本当になかった)。それでも日々が充実していたし、久々に外国の青年団と触れ合う機会があったことで、英語の勉強にもなったし、文化の違いにも触れることができました。YHから始まり、いろいろなとこを旅行し、出会いによって成長した20代…やっぱり自分の原点は出会いなんだと再確認することができました(そのためには動かないとダメだということも再確認)。また、今回の旅を通して、中国に今まで持っていたイメージが変わったのも自分の中の大きな成長でした(正直、それまでは良いイメージを持っていませんでした)。これを経験に様々なことに再びチャレンジしていきたいと思います。

P.S. 余談ですが、今回の旅でカメラの使い方が少しだけうまくなりました(笑)。今まで使いこなせなかったホワイトバランスの機能…ようやく分かりました。でも、フラッシュが欲しくなりますね~~。



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長崎で感じたこと ~忘れてはならない現実~ [旅行記]

昨年、文化祭の合唱コンクールでで「ヒロシマのある国で」という曲を学級で歌うことになり、自身の勉強も兼ねて広島へ一人旅をした。以来、この二年間戦争について自分なりに本を読んだり、人と話をしたり、テレビを見たりと「戦争」に関して勉強をしてきました。そして、その過程でひとつの疑問が生まれました。

     「広島に比べて、長崎のことが知られていないような気がする」

どうしてもクローズアップされるのは広島の方が多く、正直自分も長崎の戦争の歴史についてはほとんど知りませんでした。ということで4泊5日の日程で福岡&長崎に行ってきました(メインは長崎)。全部を説明すると長くなるので端的に振り返ります(思い出せないかも…)。

一日目 福岡空港到着後に太宰府天満宮に向かいました。今年は三年担任ということで生徒も受験を控えているので、しっかりと絵馬を書いてきました。ここで食べたお焼きだったかな~~かなりおいしかったです。買った時に店のおばさんにいつもありがと~と言われたのはビックリしましたが…(笑)。

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二日目 この日はヤフードームの見学ツアーに参加しました。平日の一回目ということで参加者は自分だけ…でも、トロントのスカイドーム(今は名前が変わった?)をモデルにしたというだけあって、留学していた自分には何か懐かしかったです。ずっと憧れていた杉浦選手のサインボールを見つけたときは思わず叫んでしまいました(笑)。

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三日目 前日に長崎入りをしていたので、この日はこのマスコット(写真左)にちなんで長崎をさるきました(長崎の方言でぶらぶら歩くという意味だそうです)。この日は戦争関連の場所をとにかく回りました。原爆資料館や平和記念像(写真右)も感慨深いものでしたが、それ以上に自分の中でグッときたのは多くの先生と生徒が犠牲になった城山小学校というとこでした。崩れかけた学校の一部を残して記念館にしている場所なのですが、そこでガイドのおじいさんに丁寧に説明していただいている途中で、涙があふれそうになりました。無実の人が犠牲になる戦争…やりきれない思いが胸に込み上げました。

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四日目 この日は午前中は佐世保のハウステンボス、午後からは長崎をさらにさるきました。ハウステンボスはとにかく大きかった!!しかもヨーロッパの町並みをここまでリアルに再現しているなんて…驚きました。歩き回って疲れたのでアイスを食べようとしたら、売り切れだったのは忘れられないです(笑)。ドイツの人たちのショーもやっていて、ノリのいいおじさんたちが面白かったです。夕方、長崎に戻ってからはグラバー園などを回りながら、最後に伊王島の温泉にも行きました(ここはおススメ)。本当にいい旅だったな~と思ってYHに戻ったときに事件は起きました。

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YHのオーナーと宿泊者全員で談話室で話をしたいたときのことです。土地柄、戦争のことが話題に上がりました。それぞれが戦争についての話をしていたときに、ある一人の男性が信じられない発言をしました(歳は自分の倍以上)。

  「自分は戦争、戦争ってみんないうけど、そんなのはもう忘れたい。もうたくさん。長崎のことも…」

最初は聞き間違いだと思いました。え?え?みたいな感じで…日本人にそんな人がいるのかと。。。悲しさ?怒り?呆れ?あまりに一瞬の予想外の事態にあまりにもとまどいました。そして、そのとき、

「それはあまりにも失礼じゃないですか。長崎の人に申し訳ないと思わないんですか。これは絶対に忘れてはならないことなんですよ」

発言したのはそこのオーナー。誰もがかたずを飲んでその光景を見守りました。結局、その場は何とかおさまったんですが、何ともやりきれない気持ちが残りました(その後、オーナーと少し話をしました)。

戦争から60年以上も経ち、戦争体験をしている人は年々少なくなっています。でも、世界ではいまだに戦争や紛争は起きています。この負の連鎖を断ち切る…これは全人類の悲願だと思います。世界で唯一の被爆国で生活する我々がまずはできることを考え、どのように行動していくか…さらに細かく言えば自分たちにしかできないことは必ずあるはずです。今回の旅の最後の夜に起きたことは他から見れば小さなことですが、自分には忘れることのできない場面です。広島&長崎で過去にあった苦しい歴史から目を背けないこと、そしてそこから学び、行動すること…長崎の夜が自分に教えてくれたことを、何らかの形で生徒に伝えていけたらと思います。
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果たせなかった思い ~一本のたすきにかけた三年間~ [駅伝&部活]

現任校に赴任してから、自分が指導に力を入れてきたもののひとつに駅伝があります。この駅伝に関しての思いは今までに何度もブログの中で書いてきました(記事検索すればうじゃっと出ると思います・笑)。今年の駅伝はタイトルの通り、結果からすれば念願の県大会出場を果たすことはできませんでした。レース後は放心するほどショックでしたが、最後はやはり生徒に救われました。

現在勤務している地区は県内でも指折りの駅伝の強豪地区で、毎年県大会に出場する顔ぶれはほぼ一緒です。どれも伝統校なので年間を通した練習計画があり、経験もシステムもあります。対してうちの学校は地区でも大きいほうの学校なのに、駅伝の県内の名だたる大会には参加せず、練習計画もありません(経験やシステムはもちろん)。最初の頃は失望も大きかったですが、だからこそ県大会出場は生徒と共に自分たちの念願となっていました。

転機が訪れたのは今から3年前…一人の生徒が入学してきたことです。長距離に関して素晴らしい力をもっていたのは言うまでもなく、初めてその生徒の走りを見たときは体が震えたのを今でも覚えています。その生徒を中心に三年後には必ず県大会にというのは自分の長期スパンの指導目標でした。

しかし、どんなに頑張っても学校の駅伝に対する体制は依然変わらず、求められるのは周囲を納得させられる結果。この矛盾は最後まで打破することができませんでした。それでも、

   一年目の挑戦は地区10位
 
   二年目の挑戦は地区4位

と確実に手応えを感じていたのも事実です。そして迎えた今年の地区駅伝…もう迷いは自分にも生徒にもありませんでした。あったのは県大会に出場したいというただひとつの思い。夏休み前から生徒が個人練習を始め、夏休みは地震などの影響もありましたが、それでも時間を見つけてとにかく走りこみました。初の県大会へ向けて試走も二度行い、さらにはオーダーも何通りも考え、心身共にこの三年間でベストの状態で大会の日を迎えました。

レースは予想通りに最終区まで展開しました。一区では他校のエースを押さえ全体2位でスタートし、二区、三区、四区と順位はひとつ落としたものの県大会参加圏内の3位でたすきがアンカーに渡りました。アンカーはもちろん三年前に出会ったその生徒。後ろから追走してくるチームは県内での屈指の駅伝の強豪校で、タイム差を考えると県大会は正直微妙なラインだとこの時点で感じましたが、自分にできることはこの三年間とその生徒を信じることのみ…コースの途中まで走っていてその生徒の顔が見えてくるのを待っていました。ところが、待っていたのはあまりにも残酷な現実でした。

前日の駅伝の監督会議で「走者はセンターラインよりも左側を走ること」というのが確認されていたのですが、相手校がそのルールを無視し、カーブで最短距離の直線を走っていたのです(タイムも距離もその分縮みます。その時点で自分の学校は逆転されていましたが…)。正直、目を疑いました。え?え?え?と自分の気持ちの中で疑問が湧きましたが、何事もないように自分たちの目の前でレースが進んでいきました。結果だけ言うと、最終的にはそのままゴールしたため、念願の県大会はなりませんでした(二年連続の4位 タイムは昨年を2分以上縮める過去最高タイムだったが…)。放心するほど泣いていた生徒を見ながら、自分もしばらく立ち尽くしていました。

でも、どうしてもレースに関しての違和感がぬぐえず、レース後に本部へ抗議をしました。それは、

「監督会議で確認された事項が守られず、レースが続けられていたが、あれは偶然だったのか。故意だったのか。もし後者であった場合、これはとんでもないルール違反ではないのか」

ということです。自分の他にその現場を見た先生達が何人もいて、同じように自分の意見に賛同してくれ、そこから関係者での会議が始まりました。

     「順位がひっくり返るくらいタイムが変わるだろうか」
     「こんなことを指摘されたの初めてだ」

否定的な意見もたくさんありました。堂々巡りの話し合いは長く続きましたが、興奮していた自分はついに全体の場で発言してしまいました。

「もし自分の学校が同じ立場だったら同じように抗議をしないでしょうか。タイムや順位ではなくて、ルールの中で勝負するのがスポーツで、それを教えるのが我々指導者の役目ではないでしょうか。そもそも監督会議で監督したことが守られないのはおかしいのではないか…」

自分でも驚くくらい言葉が自分の口から発せられました。しかし、その後ありえない言い訳が並べられ、最後はあきらかに偏った意見が支持され、結果は覆りませんでした。何も出来なった無力感と緊張がとけた脱力感。むなしい気持ちだけが自分の中には残りました。最後は生徒に

     「夢を叶えられなくてごめん」

と謝りました。その後のことはよく覚えていません。ショックで学校に戻ってきたのは覚えているのですが…。最高のチームを県大会へ導けなかった自分の指導力不足、彼らの思いをつぶした責任…その日は眠ることができませんでした。

それでもやっぱりこんな自分を救ったのは生徒でした。憔悴しきった状態で出勤した次の日、いつものようにノートを点検していると、アンカーだった生徒のノートに、

「県大会行けなくてすいませんでした。でも、駅伝をやって本当によかったです。ありがとうございました」

その生徒の方がつらいはずなのに…本当にごめん。。。本当にごめん。。もっとできたことがあったはずなのに…。お礼を言いたいのはこっちなのに…俺も駅伝をみんなとできてよかった。そのことを昨日言えなかった自分。。三年間の思いをそのノートに書きました。

念願の県大会は果たせませんでしたが二年連続4位と過去最高タイムは記録としては大きな勲章。そして、彼らとすごした3年間は一生忘れることのできない瞬間です。本当にありがとう。

※文章がまとまってないですね~~~~。すいませんorz
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