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役者デビュー ~目指したのはアカデミー賞??~ [挑戦の日々]

何と言っても2008年の個人的なニュースNO.1はこれです。全てが始まったのは初夏頃にもらった一本の電話…電話の主は学生時代に映画を通じて出会った知り合(と言っても自分の方がかなり年上ですが)。久々の電話に驚いたのですが、それ以上にその電話の内容に驚きました。

    「演劇に出てみませんか」

あまりの内容にかなりとまどったのですが、とりあえず彼と久々に話をしたかったので直接会って詳しく話を聞くことなりました。彼の口から出てきたのは衝撃の言葉の連続でした。

    「演劇の劇団を立ち上げる第一回の公演を予定していて、その主役をやってもらえないでしょうか」

彼の熱意と20代最後に何か大きいことをやってみようという好奇心に突き動かされ、出演をOKしましたが、なぜ自分が??という疑問は最後のほうまで正直ありました。

そこから毎週末、約3ヶ月公演に向けて練習が始まりました。台本を覚えるのだけでも一苦労でしたが、演劇特有の発声や動き、他の役者さんとの合わせなど今までの自分の引き出しにはないことを常に求められので、一回一回の練習が本当に真剣勝負でした。間違って凹むことも多々ありましたが、それでもやり遂げたときに分かることがあると思ったので、最後まで真剣に練習に取り組みました。

台本を読み進めることに分かっていくこともあり、それも頑張ろうという気持ちになりました。それは彼のこの作品にかける思いの強さです。作品には彼の人生を反映している部分があり、そこに深い愛情があることが分かったとき、自分がこの作品を演じることをオファーされた理由が少し分かりました。それが分かったのは公演の二時間前でしたが、それが分かったからこそ公演では悔いなくやりきることができました。

舞台の上から感じるお客さんの雰囲気は今思い出しても熱いものでしたね~。かなりビクビクしていました(笑)。だから、そのための秘策?として自分の知り合いにかなり宣伝をして来てもらいました。久々に連絡を取った人たちもたくさんいて、自分はいい歳になりましたが、まだまだ元気です。これからもよろしくという感謝の気持ちをこめて舞台上ではパフォーマンスをしていました。

今回の話も昔の小さな出会いから始まったものですが、本当にやってよかったと強く感じています(自分の演技はおいといて・笑)。次のトピックに続きますが、激動の20代の大きな締めくくりになりました。この機会を与えてくれた彼には本当に感謝しています。ありがとう。
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chichiの母

アカデミー賞目指して頑張って下さい。
生徒達も喜ぶのではないですか?
by chichiの母 (2009-01-18 18:53) 

やす

アカデミー賞は遠かったです(笑)。
生徒は自分が演じることにかなり驚いてました。
演劇指導もこれからはできるかも…。
by やす (2009-01-19 22:06) 

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