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CRT検査から分かること ~教科指導を振り返って~ [英語教育について]

数値が全てではない…と思いつつも、諸検査(学力達成度調査、CRT検査など)や実力テストの結果が年々気になるようになってきました。恥ずかしながら初任の頃はその数値に一喜一憂していたのですが、今は全国や県との平均をただ比較しても参考ならないので、どの項目が定着が高くて、どの項目が低いのか見ています。

今日はCRTの打ち込みをしていたのですが、それを分析しながらいろいろ考えました。今の3年生は所属学年ということもあり、1年生のときから自分が教えてきました。指導形態はT.T(以前に書きましたが、少人数を無理を言って変更してもらいました)。授業の中ではとにかく「興味関心」を失わせないことを常に意識してきました。「興味関心」が無ければ、どんな授業をしても生徒の中での定着は厳しいと思うからです。

     
「意欲を持たせ、追い込む授業」


この二年間の授業の中で意識しているとことです。なぜその表現が必要なのか?なぜ英語を学ぶのか?そのためにはどう勉強する必要があるのか?…生徒と共に考えることを大切にしています。生徒と作り上げる授業のために、定期テストのためにアンケートを取り、授業改善に活かしています。中には厳しい意見もありますが、生徒の目線から見える的確な指摘はとても参考になっています。

話はそれましたが、CRT検査の結果を見ると、「興味関心」、「表現」、「理解」、「知識理解」の四観点全部が昨年よりも伸びていました。「興味関心」は全国平均よりも上…やっぱりここが安定したから他の三観点も伸びたのだと思います。学年の課題だった表現も大きく伸び、この三年間では全国平均に一番近かったです(他の二観点も同様)。課題だった道案内の表現も昨年よりも大きく伸びました。

細かく項目をチェックしていくと、受け身や現在完了は思っていたよりできていたのですが、分詞の後置修飾はやはりまだ弱かったです。話すことに関する問題は軒並み強かったのですが、長文読解は昨年から取り組んでいますが、まだまだでした。そして、今回何よりも驚いたはイントネーション(文の区切り)の落ち込みが激しかったこと。読むことに関しては指導してきましたが、細かくそこまで指導が必要だったと痛感しました。ALTとの効果的な授業と絡められる部分かもしれませんね。

今回のCRT検査を反省しながら、受験までさらに弱い部分を重点的に授業の中で取り組んでいきたいと思います。

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やす

nice!どうもです。
教科指導は悩み悩みの連続です。
そこが面白いんでしょうけどね^^
by やす (2009-02-10 18:51) 

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