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英語検定の必要性 ~教科指導に結び付けて~ [英語教育について]

今日、ネット上で今年度の第3回英語検定の結果が発表になりました。残念ながら全員合格とはなりませんでしたが、教科指導に英語検定は欠かせないと強く思っているので、この3年間は英語検定がある度にかなり呼びかけをしてきました。もちろん無料ではないので、強制はできませんが、受験を悩んでいる生徒や力があるのに受験をためらう生徒は声をかけて背中を押すようにしてきました。自分が英検受験を生徒に進めるのには二つの理由があります。

ひとつは受験級が何級であっても合格することは本人にとって大きな自信になるからです(不合格だとしても+の経験になると思います)。自分は準1級を英検は持っていますが、一回で受かったのは5級のみです。それ以外は何回も落ちました。でも、それ以上に合格したときは鮮明にどの級も覚えています。

 5級…唯一、一回の受験で合格しました。順番は逆ですけど(笑)。
 4級…二回目で合格。中2でした。英語が本当に苦手だったので自信になりました。この後、5級受験。
 3級…高2で合格。この合格がなければ進学しなかったと思います。でも、英語はできませんでした。
 準2級…大学3年でした。英語が専門なのに、この時期の合格。恥ずかしいけど…これで留学を決意。
 2級…留学後合格。合格までの受験回数は一番多かったです。今もテキストたまに開いてます。
 準1級…講師時代に合格…合格点ピッタリ…英語ができなかった自分にとっては大きな自信です。

このどれがかけても今の自分はなかったと思います。学校の先生で英検5級、4級は受験の調査書にはのらないから意味がないという人がますが、それは単なる受験仕様という物差しで計った場合であって、その生徒の学習意欲には関係ないものだと思います。だから、自分の経験も踏まえ、生徒には英語検定を勧めています。

もうひとつの理由は現在の教科指導の中で気付いたことですが、英検受験者が増えると、授業に大きく雰囲気が反映されるということです。初任の頃はいろんなジレンマがありましたが、生徒にとってテストで点数を取ることは大きな自信になります。だから英検やテストなども見える評価の部分があるということは決して悪くはないと思うんです。達成感を得ることが自信になり、授業に還元される…意欲を育てる授業では欠かせないものだと思います。

3年間の英検指導で、英検を保有している生徒は学年の約7割で、3割は目標としていた3級に合格することができました(これから二次の生徒もいますが…)。中学時代に英検を受験したことが、将来にどんな形でもいいので活かしてもらえればと願っています。
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やす

nice!どうもです。
英語検定&漢字検定&数学検定をうちの学校では実施していますが、検定を通じて生徒が伸びていくのを見ると励みになります^^
by やす (2009-02-10 18:54) 

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